最新記事:2015年09月15日更新
2015年09月15日更新
「女子力の高い女子って」と考えてみて。ふむむむむむ。
妄想中。妄想中。。。。
仕事はできる、さっそうと歩く、オシャレも完璧......
気配り満点、ナチュラルメイクにいつも自然体......
段取りきちんと、料理はプロ級、話術も巧み......
......きっと頑張ってる女子なんだろうなあと思ってみたり。
なんて書くと。
「わかったようなこと言ってんじゃねえよ」
と。袋叩きにあって秒殺されてしまいそうな......。
ええと。気を取り直して。
女子力が高い......は、天賦の才なケースもあるかもしれませんが、多くの場合努力との相関関係が強い気がしています。
つまりテンション高めモードの交感神経がオン(強め)、ゆるゆるモードの副交感神経がオフ(弱め)な女子が多いんじゃないかなあ......なんて。
とにかく。ピンと張りつめた高いテンションを維持するとそれば、エネルギーを消費し、ストレスがかからざるをえないでしょう。
週に一度は、仕事も家事もダイエットも、力を抜いてゆったりしてみることも、女子力UPにつながるのではないでしょうか。
そんな時に「お風呂」で使っていただきたいのが、水中でもたらされる浮力だったりします。
お風呂の効果で、「温熱作用」、「静水圧作用」、「粘性・抵抗性」に触れてきましたが、ファンタスティックフォーのオオトリが「浮力」です。
重力から解放される、ふわふわとした感覚は、シャワーでは得ることができません。
もちろんご家庭の浴槽では難しいかもしれませんが、湯船のふちを枕がわりにお尻を浮かせて「脱力」してみましょう。ゆらゆらすると、緊張が解けてゆくような感覚を得ることができますよ。
銭湯や温泉(貸し切り以外)なら、まわりにヒトが少ないときに試してみるといいでしょう。
リラクゼーションプールがある施設が近くにあればいいのですが、ほんとうは、「海」がおすすめではあります。入場料はないし、なにより地球と一体化したような感覚がたまりません(あれ? お風呂の連載だっけ?)。
9月の海......は、海の家こそありませんが、水温は年間で最も高く、海水浴シーズンみたく混んでいないので、とてもリラックスできます。お盆を過ぎるとクラゲ? 大したことはありません。台風が増えるので波に注意......な感じでしょうか。
とにかく。潮騒を聞きながら、波の揺らぎに任せてふわふわ浮かんで「脱力してみる」......のはとても心地よい体験です。
ま。時折大きめの波が来て、人間洗濯機よろしくぐるぐる巻かれるのもアクセントにいいかなあ。日本はダントツで世界一の温泉大国ですが、海外にもユニークな温泉地が数多く存在しています。中でも女子力UPにつながりそうな2件をご紹介しましょう。
1つは中国の重慶にある融匯温泉(ゆうじんおんせん)、もうひとつはタイのクラビ近郊にあるクロムトン温泉です。いずれも日本の温泉文化を尊重しつつも、独自の伝統文化との融合で、新たな方向性を目指しています。
融匯温泉で提供されているのは2泊3日~2週間程度の養生プログラムです。
中国伝統医学に基づく食事、太極拳の動きを取り入れた歩行法、呼吸法を取り入れた瞑想に水中運動を組み合わせた入浴。温泉に目的別の漢方薬をブレンドした露天浴槽が50以上あるのも印象的です。日常を遮断して、自分の心身の感覚を研ぎ澄ますのにうってつけです。デトックスを目的に毎年訪れるリピーターも多いのだとか。機会があれば、中国本土唯一の温泉利用指導者、王路さんを尋ねてみてください。
クロムトン温泉のワリー・ラクサは、スパ大国タイならではの癒し系。タイ式マッサージ、温泉入浴、スクラブとヘルシータイ料理がセットになって、とろけさせてくれます。屋外の斜面に棚田上に設けられた浴槽群は、20℃~42℃の温度差から好みのものをはしごできます。入浴中には生ココナッツのサービス、希望者には浅い露天浴槽で行われるタイ式ヨガのレッスンも。徒歩圏内にはジャングルの渓流が温泉になっている天然露天温泉もあり、ワイルド派にはこちらもお勧めです。家族でリゾート経営するプリーチャさんはタイ温泉クラブの会長でもあります。
近い将来、ビーチリゾートや山岳リゾートに加えて、ご当地ならではの「温泉リゾート」も海外旅行の目的の1つになることを期待しています。