最新記事:2015年02月01日更新
2015年02月01日更新
手相の本を見ながら、これは自分の手と似ているかな? いや、もうちょっと違う形かも...。などと思いながら見るのは楽しいものですね。今回は占いの定番である手相の本、工藤芳斉著『手相 占い方と開運の秘訣』(174ページ/昭和57年4月30日15刷発行/品切れ・重版未定)をご紹介致します。
「占いというものは、全体の感じからみるのが最良の方法である」ことから、本書は手や指の形、ツメの形、指紋やほくろ、手相(掌線)の生命線、感情線、頭脳線、運命線などから、その相が解説されています。なかでも面白いのが、「手のクセや色の占い」です。
「よく『なくて七クセ』といわれるように、人にはいろいろのクセがある。手のポーズにしても、例えば、人と向かいあって話しているとき、電話をかけたり、タバコを喫っているとき、またはコーヒーを飲むカップの持ち方ひとつにも各人各様のクセが示されている。このクセから性格を判断してみるのも、手相をみるための補助手段になるであろう」
あくまで「手相をみるための補助手段」とありますが、ちょっと抜粋してご紹介しましょう。
いつもカップを片手に、パソコンに向かう方もいらっしゃるのではないでしょうか? いつも、どんなふうにカップを持っていますか?
写真の中から、いつものようすに近いものを選んでください。果たして、結果は...?
A おしとやか。でもちょっと冷たい心ものぞいている。慎重にカップを持とうとするのは、一面自信のなさも示している。
B ちょっと気取って左手で持ってみる。スタイリストで、あきっぽい性格の持ち主だが、ものの考え方は進歩的である。
C 行動派。気が強く、万事に大まかで、直情経行型でもある。
D 小指の気取ったところが見栄っぽい。小手先は器用なのだが、個性がない。自己満足型で、ものの考え方も平凡。
どうでしょう? 当たっていますか?
「手の動きとか、ポーズというものは、その人を表すといってもよいのです。(中略)人間にはクセがあります。手のクセもそうとうなものです。これがすべて、なんらかの意味を持っているのです」(本文「1.手のポーズあれこれ」より)
仕草やクセで、どんな人か分かる(!)という面白い占いは、弊社刊『ボディ占い入門』にもいろいろと載っています。次回は、そのあたりを探して、ご紹介する予定です。