最新記事:2016年08月05日更新
2016年08月05日更新
「連珠(れんじゅ)」って、聞いたことがありますか? では、「五目並べ」はいかがでしょうか? 「五目並べ」は、自分の石をタテでも、ヨコでも、ナナメでも、5個はやく並べたほうが勝ち、というゲームですね。じつは「連珠」は、五目並べを競技ルール化したゲームです。
だから、自分の石をタテでも、ヨコでも、ナナメでも、5個はやく並べたほうが勝ち、という原則は同じです。連珠はもともと日本生まれですが、今は国際ルールが決められており、世界各地に棋士がいます。連珠国際連盟(Renju International Federation)のウェブサイトでは、現在の世界の棋士の実力を示す国際レーティングをみることができます。
さて、その「連珠」の今月の1問です。
黒の番です。次の一手は、A、B、Cどれでしょう?
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......Thinking Time......
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それでは、答えです。
Bに打つと、ナナメに「五」が並びました。
一直線に、同じ石が、タテ・ヨコ・ナナメのいずれかに五つ並べば勝ちです。
Aに打つと、黒はヨコに四つ並び、次の一手で五なのですが、白2と先に五を作られてしまいます。
Cに打って白が五になる所を防いだものの、すかさず白2と防がれて困ってしまいます。