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2017年02月05日更新
黒にとっては「禁手」になる、白だけに許されている手。「三々」と「四々」についてみてきましたが、もうひとつあります。
それでは、問題です。
白の番です。次の一手は、A、B、Cどれでしょう?
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......Thinking Time......
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それでは、答えです。Aに打つと、ヨコに白が6つ並びました。
6つ以上並んだ形を「長連(ちょうれん)」といいますが、連珠ではこれも白だけに許されており、五と同様に勝ちです。黒が打つと、禁手の負け。
連珠では、先手の黒だけに「三々」、「四々」、「長連」の禁手があります。そこまで大きなハンディが必要なほど、先に打つアドバンテージが大きいのです。
Bに打つと白の三々ですが、すかさず黒2と打たれて長連を防がれてしまいます。そして......。
白3が四を防ぐと、次に黒4の棒四で負けてしまいます。
Cに打つと、黒の三を防いではいるものの、これも黒2以下の猛攻を浴びます。