最新記事:2016年09月05日更新
2016年09月05日更新
「連珠(れんじゅ)」は自分の石をタテでも、ヨコでも、ナナメでも、5個はやく並べたほうが勝ち、というゲームです。この「五」のひとつ手前が「四(し)」で、一直線に同じ石が、タテ・ヨコ・ナナメに4個並んでできます。「四」ができれば、すぐに「五」にできそうですが、すべての「四」が必ず「五」になれるわけではないようで......?
それでは、問題を解いてみてください。
黒の番です。次の一手は、A、B、Cどれでしょう?
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......Thinking Time......
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それでは、答えです。
Cに打つと、タテに石が4つ並びました。
このように石が4つ並んでいて、石の両端が止まっていない形を「棒四(ぼうし)」といいます。そして白は......?
次に白が2なら黒3で「五」です。
反対に白2なら黒3でやはり「五」なので、白は防ぎがありません。
「棒四」が「五」になることを、相手は止めることができません。
Aに打っても「四」には違いないのですが、上側が止まっているため、次に白2と下側を防がれて、「五」になりません。
Bに打つのは、白に四を作られないように白の恐いところを先に防いだ手ですが、お返しに白2と防がれてしまいます。