最新記事:2016年10月05日更新
2016年10月05日更新
前回は「棒四(ぼうし)」(石が4つ並んでいて石の両端が止まっていない形)ができると、「五」になることを相手はもう止めることができない、ということを紹介しました。
さて、連載も3回目となり、盤の上に少しずつ石が増えてきました。今回は、どこに打つのが正解でしょうか?
黒の番です。次の一手は、A、B、Cどれでしょう?
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......Thinking Time......
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それでは、答えです。
黒には、次の一手で「五」にする場所がありません。
一方、白にAの場所に打たれると、一手で「五」ですので、最優先で防ぐ必要があります。このようなナナメの「トビ四(し)」(ひとつ石が離れた四)は見落としやすく、要注意です。
Bに打つと、黒が「棒四」になりますが......。
白2で先に五を作られて負けです。
ここもタテに三つ並んだ白石が目に付きますが、
やはり白2で五を作られて負けです。