書籍紹介

ワインの香り(2017年10月下旬発売予定)

日本のワインアロマホイール&アロマカードで分かる!

東原 和成 著, 佐々木 佳津子 著, 渡辺 直樹 著, 鹿取 みゆき 著, 大越 基裕 著

近刊

ソムリエじゃなくても、ワインの香りを表現できる!

ワインの香りは、レモンやリンゴ、カシスやスミレなど、いろいろな果物や花の香りで表現されます。でも香りを言葉で表現したことがないと、ワインを嗅いでも、いわゆる「ワイン」の香りしかしないもの。どうしたら、ワインから果物や花の香りが探せるの? そもそも、なぜブドウから造ったワインに、別の果物や花の香りがするの? そんな疑問がすっきり解ける、そして誰でもワインの香りが表現できることを目指したワインの「香り」の本です。 香りの不思議を楽しく読み進められるように、本文には香りにまつわるクイズを多数出題。そしてワインの香りを日本人の感性で表現できる、香りの共通言語「日本のワインアロマホイール」を掲載。さらにワインの重要な香り27種類が嗅げる「アロマカード」12枚の付録付きです。クイズを解いたり、アロマカードの香りを嗅いだり、アロマホイールでワインの香りを探したりと、本書で遊びながら、ワインの香りを一緒に楽しみませんか?



[本書のポイント]

★東京大学の嗅覚の科学者、フランス国家認定醸造士の資格を持つ醸造家、多数のメディアで活躍中のワインジャーナリストとワインテイスターによる特別な共著。

★5人の著者に加え、日本ワインの造り手55人の協力を得て作成した「日本のワインアロマホイール」付き。効率的に香りが探せるように「日本のワインアロマホイール付きテイスティングシート」を掲載。

★カードを組み合わせて嗅ぐと香りが変わる! ラズベリーやスミレなど、ワインに感じる重要な27種類の香りを体験できる特製アロマカード12枚付き(カードの内容:シトロネロール、リナロール、3MH、エチルヘキサノエイト、エチルシンナメイト、フラネオール、β-イオノン、β-ダマセノン、2-イソブチル-3-メトキシピラジン、オイゲノール、グアイアコール、オークラクトン)

★日本の主要9品種の香りの個性が分かる! 甲州、デラウェア、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ピノ・ノワール、ボルドー系、ヤマブドウ系、ツヴァイゲルト、マスカット・ベーリーAのそれぞれのワインから主に感じられる10種類の香りを選んだ「フレーバー・プロファイル」を掲載。

目次

はじめに
この本の使い方

第1章 ワインはなぜ香る?
 (出題と解説:東原和成)

第2章 ワインの香りができるまで
 (出題と解説:佐々木佳津子、渡辺直樹)
 【アロマカードで体験】
  ブドウ由来のにおい物質を嗅いでみよう
  発酵で生まれるにおい物質を嗅いでみよう
  樽熟成で生まれるにおい物質を嗅いでみよう

第3章 香りの言葉を覚えよう
 (文:東原和成、鹿取みゆき、大越基裕、渡辺直樹、佐々木佳津子)
 日本のワインアロマホイールとは?
 日本のワインアロマホイール図解
 写真で見る香りの言葉
 日本の主要9品種の香りを覚えよう
「オフフレーバー」とは何だろう?
 【コラム】
  花の香りを植物園に嗅ぎに行こう
  日本ワインの造り手55人が答えた品種に感じる香り
  この香りはオフ? それともオフじゃない?

第4章 ワインの香りを見つけよう
 (文:東原和成、大越基裕、鹿取みゆき、佐々木佳津子)
 テイスティングシートを使って香りを見つけよう
 日本のワインアロマホイール付きテイスティングシート
 いろいろなワインから香りを見つけよう
 ワインの香りとの付き合い方  
 【コラム】
  香りの嗅ぎ方レッスン1 鼻から嗅ぐ
  香りの嗅ぎ方レッスン2 のど越しから嗅ぐ
  日本ワインの造り手55人がよく使うと答えた言葉ベスト50は?

第5章 ワインの香りから推理しよう
 (出題と解説:鹿取みゆき、渡辺直樹、佐々木佳津子)
 ワインの香りクイズ・問題
 ワインの香りクイズ・答え

書誌データ

定価
4000円+税
ページ数
98ページ C2077
判型
B5判
発行
2017年10月下旬発行予定
ISBNコード
978-4-7709-0073-9

著者プロフィール

東原 和成(とうはらかずしげ)

東京大学 大学院農学生命科学研究科 教授。兼ERATO 東原化学感覚シグナルプロジェクト研究総括。香りやフェロモンを感じ取るメカニズムを研究。研究以外にも市民向けのセミナーを行うなど幅広く活動し、食における嗅覚の大切さを説く。文部科学大臣表彰若手科学者賞、日本学士院学術奨励賞、読売テクノ・フォーラム ゴールド・メダル、RH Wright Award(国際ライト賞)などを受賞。

佐々木 佳津子(ささきかづこ)

フランス国家認定醸造士。兵庫県神戸市の財団法人神戸みのりの公社「神戸ワイナリー」の醸造担当を経て、2012 年秋に北海道函館市でワイナリー「農楽蔵(のらくら)」を設立。自然の摂理を尊重するブドウ栽培、ワイン醸造を行う。自家農園ブドウを含む北海道産ブドウによる「Nora(ノラ)」シリーズ、「Norapon(ノラポン)」 シリーズなどを造る。

渡辺 直樹(わたなべなおき)

フランス国家認定醸造士。1988 年、サントリーに入社。1989 年よりサントリー「登美の丘ワイナリー」にて栽培・醸造技術開発を担当。風土を引き出すブドウ栽培・ワイン醸造を実践し、サントリーのフラッグシップワイン登美(赤、白)、登美の丘、甲州、塩尻メルロ、津軽ソーヴィニヨン・ブラン、マスカット・ベーリーA などの品質向上を実現。2014 年よりワイナリー長。

鹿取 みゆき(かとりみゆき)

フード&ワインジャーナリスト。信州大学特任教授。幅広い媒体で日本のワインを紹介する一方で、近年は日本ワインの造り手たちのための勉強会の開催や造り手支援のシステムづくりに関心を寄せる。総説論文「日本におけるワインテイスティングについて」が「日本味と匂学会誌Article of the Year 2009 賞」を受賞。著書に『日本ワインガイド 純国産ワイナリーと造り手たち』(虹有社)など。

大越 基裕(おおこしもとひろ)

ワインテイスター/ワインディレクター、国際ソムリエ協会認定インターナショナルA.S.I ソムリエ・ディプロマ。2001 年、銀座レカンのソムリエとなる。2006 年より約3 年間、フランスで栽培、醸造を学び、帰国後の2009 年に同店のシェフソムリエに就任。2013 年6 月に独立。世界各国の最新情報を元に、コンサルタント、講演、執筆などでワインの本質を伝え続けている。

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