書籍紹介

戦後日本の課題と検討

齋藤洋 著

世界

東洋大学法学部、齋藤洋教授による戦後日本の課題における研究書。

「はじめに」より
「現代国際社会および国際法も、現在の日本も歴史の上に成り立っており、過去とは比べようも無いほどに対外関係の影響を受ける時代になっている。戦争を知らない世代に対しても、過去の歴史は大きくのしかかってくる。その結果、現代を生きる世代も、過去の出来事に対するけじめをつけ、同時に現在の潮流を理解しなければならない。この場合のけじめとは倫理的・道徳的な感情に基づくものではなく、また現在の潮流の理解とは単なる経済的な先読みではない。現代を生きる個々人が過去に対する論理的な自分自身の見解を有することであり、また現在の潮流の根源を考えることである」(一部抜粋)

書誌データ

定価
1800円+税
ページ数
255ページ
判型
B6判
発行
初版発行:2009年1月25日
ISBNコード
978-4-7709-0050-0

著者プロフィール

齋藤洋(さいとう・ひろし)

中央大学法学部卒業。駒澤大学大学院修了。平成国際大学法学部助教授(1996年)、同大学院法学研究科委員(2000年)、東洋大学法学部助教授(2002年)、同法学部教授(2005年)、同大学院法学研究科委員(2006年)。この間、駒澤大学、立教大学、早稲田大学で非常勤講師。

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